陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

1/10 古友会。

2015年の打ち始めは古友会でした。何も考えずに普段通りに向かったんですが、まさかの大会イベント。前回行けなかったんですが、告知があったんでしょうか。3戦して3連勝でレートが+8点される(普段は勝ったら+2、負けたら-2)と言う内容で、3連敗なら-8点というものでした。古友会は強い人が多いからなかなか勝つのは難しいんだよなぁ…と思ってたら、まさかの3連勝。内容は以下の通り。

  • 二子局 白番 中押し勝ち
  • 九子局 黒番 4 + ?.5目勝ち
  • 六子局 白番 6 + 6.5目勝ち

一局目の二子局白番では相手の方が比較的模様を張るタイプで、最近打ち込みやら何やらの手筋を少し勉強して、ちょうど試したい時期でもあったので、色々と試してみて。まず最初に黒の大石を取るか白がスミで10目くらいで生きるかのコウになったんですが、こっちがうっかり損コウを打ってしまって失敗。しかも白からのコウ材が豊富で負ける気が無かったので、かなり痛いミス。その次に、今度は黒の辺から中央に向かっているが、他に連絡できておらず、二眼が確保できるか逃げられるかどうかのコウ。このコウに仮に負けても地合はそこまで悪くなかったので比較的気楽ではあったんですが、やはり模様の碁だと薄いところも多く、ソバコウも大量にあったし、仮にどこか連打されても、ここの大石を取りきったらスミの失敗も取り戻しておつりがくるかなぁ…などと思いながらコウ材として大きいヨセを打ちつつソバコウでダメを詰めつつ進めてたら、相手の方が無コウを打ってしまい、タダで取りきり。で、相手の方が投了。

二局目は指導碁だったんですが、序盤に失敗してしまい、どうしたものか…と思ってたんですが、他に大きなミスをせずに逃げ切り、という感じ。局後の指導もそんな感じの内容でした。ただ、序盤のミスした場所に関して、実は取られでは無く、正しい手を打てば石塔絞りで逆に白を取る事が出来た、と。石塔絞りは実践でも比較的出てくる手筋なので、覚えておいた方が良い、というアドバイスを受けました。

三局目は六子局の白番。六子も置かれると、ある程度吹っ切れるというか、なんというか。相手の方もしっかりした打ち筋でかなり混戦で、正直、中盤までは地合でリードされててかなり不利ではあったんですが、ヨセで巻き返した感じ。ミスも多々あったんですが、なんとか勝てました。

と言う訳で、新年の最初に3連勝と、なかなか好調な滑り出しかな、と。ただ、なんか好調すぎて、それはそれでなんか不安だなぁ…とも思える日でした。まぁ良いように考えておきたいですね。