陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

9/22 囲碁ステーション。

ものすごく久しぶりに囲碁ステに参加してきました。前回の参加は4月だったようで、実に5か月ぶり。5月も6月も7月も参加する予定だったんですが、いろいろとあって参加出来ず。貴重な実戦経験が5か月分も失われたと思うと、ちょっとつらい。

で、内容は、

  • 2子局黒番、中押し勝ち
  • 2子局白番、71目勝ち

と言う感じで、2戦2勝という結果。3~4局は打ちたかったんですが、こればかりはしょうがないですね。まぁ久々の囲碁ステって事で(まともに打てるかな…)と、モチベーションもあまり高くなかったので、ちょうど良かったのかも知れませんが。最近は基本的には石を置いてばかりですからねぇ…互先やら自分が白番なんてのも5か月ぶりという感じですし。

2局とも大差での勝ちと言う事で、結果だけは良いんですが、ちょろちょろと小さい単純なミスがポツポツあったりして、そういう点は良くなかったなぁ、と反省。どちらとも相手の大石を取ったという勝ち方なので、戦略的な意味では成功してるんですが、難しい戦いに勝ったとか、そういうのでも無かったので。弱点を見つけただけというか。まぁ特別に達成感のある勝ち方では無かったという感じで。

そういえば、一つ気付いたこと。最近、2子局で黒番ってのが続いたんですが、今日も序盤で以下のような展開が。

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白の小目に黒が一間でカカリを打って、白が2とツケてきた場合。5はカタツギの場合もありますが、本来ならこう進行すると思うんですが…。

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ヒラキを打たれるのを警戒してか、6と打つ人が意外に多い。二子置かれている分、焦るんですかね?当然、定石の途中で手抜きをしたんだから、黒は7。これはたぶん、定石に比べてかなり白が悪くなっているんじゃないのかなぁと。スミの根拠が怪しいですし、黒が厚みを築きつつある展開に。白6も、さらに自身からヒラキを打たないと一方的に攻められる対象になってしまうし、ちょっと忙しいんじゃないかなぁ、と。

基本的には二子局であっても、この定石を選んだ異常は上の図を選んだ方が良いのでは無いかな、と思ってるんですが、どうなんでしょう。とりあえず自分が二子局や三子局で白を持った場合、スミの小目に黒が一間でカカリを打ってきた時は、素直に定石通りに受けてスミを確保します。だって上手の人も大抵そう受けてるし…ぐらいの理由なんですが。

あと似たような話では、

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こんな感じのも、ちょいちょい。白3は全然違うところに行ってたりすることも。本来ならば、黒2とツケられたら白は4とノビるのが良いはずなので、それを手抜きしたのだから、きっちり頭を押さえると。

まぁどんな状況でも定石通りにキッチリ打っていれば良いというわけでは無いのは百も承知ですが、場合や周囲の状況にもよりけりというか。序盤でいきなり手抜きってのは、あまりよろしくない事が多いんじゃないかなぁ、と。

なので、自分は相手が下手で石を置かせていても、序盤では基本的に定石の途中で手抜きをしないようにしています。まぁどの定石の進行を選ぶかだけは、自分なりにきっちり考えていますけども。