陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

4/17 宝酒造杯 京都大会。

今年も京都の宝酒造杯に参加してきました。参加クラスは級位者(1)で、1級で参加。結果は、初戦勝ちの2回戦負け、総成績はオール互先で2勝3敗と負け越しでした。

正直、全敗もあるかなー1勝できれば上出来かなー、と思っていたので、初戦でいきなり20目以上の差をつけて勝ってしまってビックリしてしまった。その後、結局3敗してるので初戦の勝ち方がどうこうってわけでは無いんですが…しかしながら3敗した3局も、「勝てないってことは無かった」と思える内容で、むしろ打ちようによっては十分勝てたと思えるような内容でした。敗着も結構はっきりしてて、局後の相手の方との検討でも意見は合っていましたし、相手と同等に打てているという手応えは感じられました。

そんなわけで結構スッキリしたんで、大阪大会からは初段で出ようと思います。と言うのも、京都大会前に、とあるプロの先生に「1級の免状を持ってるんなら、本来は初段戦に出ないとダメなんですよねぇ」と言われてしまって。ずっと、「初段戦に出るのは初段各の人」と思い込んでいたんですが、初段戦で優勝したら貰える免状は初段の免状なので、実際には初段をめざす人が出るべきクラスは級位者(1)の1級ではなくて、初段戦になるんですよね。言われてみれば当たり前の事なんですが、なんかハッとしました。

初段戦に出るとなると、いよいよ全敗必至なんですが、それはそれで。級位戦にこだわる理由も特にないので、初段を目指す上で、なにが必要でなにが足りないのか、勉強になれば。目の前の勝ちだけにこだわるような人間にもなりたくないですし。大事なのは最終到達点だと思うので。

優勝しないとクラスを上げないとか、決勝トーナメントに出ないとクラスを上げないとか、初戦を勝ってから勝ち越さないとクラスを上げないとか、色んな人が居るみたいですけど。そういう考え方ももちろんあるんだとは思いますけど、私は上げられそうなら上げていきたいタイプなので。そうしないと上のクラスなんか一生出られ無さそうですし。