陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

10/8 勉強。

10月8日の火曜日は天満橋のローズマリーに行って来ました。いろいろと事情があってなかなか行けず、実に久しぶりで、3~4か月ぶりぐらいでしょうか。できれば毎回参加したいと思っていたお店だったんですが。

先生との指導碁では、「何子局でもいいですよ。練習したい局面を。」と言われたので、相変わらず師匠に九子で勝てないので、九子局でお願いしました。で…最終的には10目前後の勝ちだったんですが、悪手もあったそうで、序盤のアドバイスを頂きました。

f:id:SLK:20131014053338p:plain

いちばん最初です。黒4までは悪くなかったんですが、白5に対して黒6が悪手だと。黒6は「生かせて下さい」という手で、九子局の序盤というのは黒が圧倒的に強い状況下なので、序盤から頭を下げるのはよろしくない、と。白を固めてしまうのも良くなく、白9までとなっては白のいいなりになっていてダメだそうで。この後、実戦では早々にこのスミは地にしてしまったんですが、この時点では、スミもまだ根拠が無く三々に入られる可能性もありますし、手もかかりすぎるとの事。白5と両方から挟まれた場合は、やはり白を割いて中央に出て行くべきで、白が仮にスミを取りに来ても喜んで差し上げて良いらしく、その分中央に向かって厚みを築けば全く問題無いらしいです。

「スミは大きい」と、各所で呪文のようにすり込まれるので、どうしても「スミは取られまい」と考えてしまいがちなんですが…確かに置碁では序盤は強く戦うべきと言いますし、やはり割いて出るのが良いんでしょうね。

黒10は早々に白1を制して良い手だそうです。

まぁ勝てば良いってもんでも無いわけで、やはり黒6のような弱気の手はダメだなぁと再確認した次第でした。強く戦うべきところは強く戦う…理屈は分かっているんですが、なかなかに難しいです。

と、このローズマリー、どうやら次回の囲碁会が最後だそうで。今月で閉店するそうです。うーん…気に入っていたお店だけに、ショックが大きい。囲碁会自体はお店を変えて継続する予定だそうですが…このお店が好きだったので、それが残念で。まぁ残念だけどしょうがないです。