陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

11/4 心斎橋級位者教室。

日曜は、いつもなら子供が関西棋院の教室に通っている日なのですが、この日は教室がお休みと言う事で、「囲碁サロン心斎橋で級位者教室ってのがあるみたいだけど、行ってみるか?講師は"どんどん打とう会"の先生らしいけど。」と聞いてみたところ、行ってみたいという返事が返ってきたので、嫁さんと家族三人で行ってみました。"ごやねん"以外で行くのは初めてです。

Webサイトで事前に確認したところ、講義があるとの事で、最近息子が伸び悩んでいるらしいので、講義を聴くことで伸びるきっかけになれば…と思っていたのですが、この日はちょっと本来と違う内容だったそうで、講義は無しで実戦がメインになっていました。私自身も楽しみにしていたのでちょっと残念。まぁサロンの都合もあるのでしょうがないです。

で…内容は、私がどちらも下手で、五子局と二子局。どちらも20~30目差で勝ったのかな。どちらも、かなりヒヤッとした部分があり、危なっかしい碁でした。どちらの方も、今まであまり経験したことの無い手を打ってこられるケースがちょくちょくあり、それの応じ方に悩んだり困ったりした感じだったのかな。反省点は色々あったのですが…一言で言うならば、やはり根拠が大事って事ですかね。昨日の日記にも書いたことですが、自分で「大丈夫」と思っていたところが、手が進んでいったら実は大丈夫じゃなかった、というケースが。今回は手数の関係で大丈夫だったのですが、「あれ?ここ怪しい?」と思った時に手数を伸ばそうと工夫しなければ、大きく取られるところでした。前回の囲碁ステでも、そんなんで大石取られて投了したんだよな…。

まぁしかしこの日の碁は、お互い様な面があって、私の方も結構な石を取らせて貰いました。で、印象深かったのが、以下の進行。

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よく見る定石の進行で、基本的にはこの白は生きることが出来る、ハズなんですが、ヨセで殺せてしまいました。二線の白と三線の白を問題無く連絡させて、後は二線の石を右上スミまで這っていけば、四目の地が確保出来て生き、ということなんですが。

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ダメのつまり方がちょっと違っているかもしれませんが、最終的に、こんな感じになりました。で、ここで黒番。

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黒1のノゾキの時点で、白は死んでしまう。白は2で他に打つと、結局カケメになってしまう。と言っても、実戦中は、「5とハネれば死ぬんじゃね?」と、1を打ってから気付いたんですが…。四目あるように見えて、実は無かった、という事ですよね。ここは結局、

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黒から打たれる前に白が1と守っておけば、生き、で良いんだと思います。

これは覚えておかないとなぁ…と、思いました。いつか自分自身も、同じような手で殺されそう(;´Д`)