陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

11/5 ちひろ教室。

月曜日は普段よりも早く仕事が切り上げられたので、エストレラの"ちひろ教室"に行ってきました。と言っても15~20分ほど遅れましたが…。2階に上がって中條先生が居ると思ったら知らん先生が居て、お互いに(…誰?)状態。テキトーに「こ、こんばんわ…」と言いながら席に着かせて頂きました。講座が終わってからご挨拶して帰ろうと思ったんですが、受講者の方と話し込んでしまって、もういいか、と帰りました。

で、以前にこの教室は、講座の前半が講義、後半は実戦、と聞いていたのですが…なんかこの日は2時間みっちり講義でした。その内容というのが…

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こういう状態で、白から打ち込みたい。どこに打つ?という内容。自分としては天元あたりに行きたいんですけど…それだと黒にスミをしっかり守られてしまうし、なんか色々あまりよろしくない、との事で。で、

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こんな感じで二線に打ち込むのが良いそうです。黒が2と守ってきたら3とノゾいて継いだら開く、と。大体これでお互い良いらしいんですが、黒からの強手があって、

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コスミツケてくる手があるらしく、これには2と強く出て行かないとダメだそうで。これを知っていないとこの場所に打ち込んだ時に苦労する、とのこと。他にも色んな変化がありましたが…多分、他に良くありそうな手としては、

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三々を守る手。これには2と開けば良さそう。

他にも、S14にカタツキされた時とか、いろんな変化をやりましたが、その時は三々に入ったんだったかな…ちょっとやったことが多すぎて、全部が全部覚えられませんでした…。

まぁ…二線に打ち込むってのは、自分の中では無かった発想ではあるけども、確かに上手の人って結構こういうところに打ち込んでくることがあるんですよね。ただ…この図だと、黒は布石の段階で星に打って小ゲイマにシマっているわけなんですが…星に打って小ゲイマにシマるかなぁ?と思うんですよねぇ…。シマリを打つつもりなら、最初から小目に打つと思うんですよ。じゃあこの打ち込みって多分成立しなくなるんですよね…。少なくとも私は見たことが無いです。強い人はそういう布石を打つこともあるんだろうか。

まぁ自分がこの手を打つかどうかはさておきとして、自分が打ち込まれてくる可能性はあるわけですから、対策として知っておくのは大事なことだな、とは思いました。

あと、もうひとつ。

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これも良くある展開で、大々ゲイマに打ち込まれた時、どう対処するべきか?という問題。これはノータイムで打つところが決まっているそうで。

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白は1とツケる一手、それに対し、黒は2と出る一手だそうです。その後は、

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こんな感じだそうで。これも覚えておかんとダメですねー。これはよくやられます。ただ…この場面だと、私なら打ち込まれた時点で三々に入りたい…。それはさておきとして、対策として知っておくのは有益だと思いました。