陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

11/9 どんどん打とう会。

金曜は恒例の関西棋院での初心者サークルへ。いつも通り、まず先生との四子局。

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棋譜再生

全体的に、そこまで変なミスも無いし、そんなに悪くは無いと思うんですが…左下スミの三々入りは、実は殺せたそうで。

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これは進行の一例なのですが、黒の壁が厚い場合(この場合、左辺と下辺)、定石のように白にツケるのではなく、星から一間飛んで二線にカタツキすると、白は逃げても二眼が確保出来ず、殺せる…らしい。全然気がつかなかったというか…いかに自分が思考停止しているのか、よく分かる部分ですねぇこれは。これは覚えておいた方が良さそうです。

生徒さんとの対局は、五子局で私が黒番。結果は、時間切れで打ちかけになり、引き分け。中盤が終わって終盤に入ったところで、おそらく黒が優勢だったと思うんですが、ツグ方向を間違え、模様を荒らされる可能性がでたところで打ち掛けに。最後まで打ってたら…多分、ヨセでだいぶ追いつかれて負けそうだったかなぁ。白が模様を荒らそうとしてきた手を、素直に「入れません」と止めれば良かったのですが、生きが確定しているのかどうかよく分からない部分があり、そちらに先に手を入れてしまいました(が、そこは手を入れなくても生きていたそうです)。途中、コウ争いが発生し、黒が相当有利なコウだったはずが、相手の手に対して自分の手入れに間違いがあり、コウで負けてしまったりと、凡ミスがちょくちょく目立つ一局でもありました。

で、そのコウ争いの時なんですが、コウ材探しの時に、以下のような手を。

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これがむちゃくちゃ良い手だったらしく、局後の検討で「コウ材とか言うレベルの話じゃない」そうで。上から抑えたら左に貫かれるので、左から抑えるしか無い…けど、そうすると右辺と連絡できてしまう、とかだったのかな。どちらかと言うと生徒さんと先生の間で盛り上がっていた話でw、私は(これそんなに良い手だったのか…)と、ぼんやり聞いていたぐらいで。はっきり言って、そんな良い手だとは全く分からず、「多分ここなら受けてくれるんじゃないかな…」ぐらいの軽い気持ちで打った手だったので、当然そんな事には気付かず。コウに勝つ事ばかり考えていました。あと、この図で言うところのQ11(一間に開いた白の間)は、出るべきでした。ここを出ずに放置してしまったので、白からR11に打たれてしまったり。こーゆーところも考えられるようにならないとですね…。