陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

225日。

はてなのカウンタによると、私が19路で打ち出して、225日目だそうです。本当は、はっきりいつからって覚えていないので、225日目「ぐらい」なんですけどね。いつの間にか半年以上も経っていた。

1月頭の時点では、一応15級という事になってましたが、実際にはもっと下だったような気もします。で、今は一応、囲碁ステーションでは10級、関西棋院のサークルでは8級、と言う事になってまして、まぁ一応、少なくとも成長はしている…ようです。

やってきたことと言えば…

  • 手筋、詰碁(通勤時の電車内、一日30分程度)
  • 棋譜並べ(ごく最近から、週に2~3局ぐらい)
  • 関西棋院の初心者サークル(だいたい隔週参加)
  • 南森町の碁会所で師匠に指導碁(隔週)
  • 囲碁ステーション(月一)

これぐらいですか。「ごやねん」は行かなくなったなぁ。

詰碁や棋譜並べを、もっともっとすれば、もっと速いペースで成長できたかも…と思うのですが、これが精一杯です。サークルや指導碁も、もっと増やせれば…と思いますが、やはり手一杯。まともな対局の機会は、サークルで毎回生徒さんと1局、囲碁ステーションで大体毎回2局ぐらいですか。月に4局程度というところです。少ないですねぇ…。

ここからとりあえず目先の目標として5級ぐらいを目指しているわけですが…ブログの趣旨に沿って、ここまでを振り返って、とりあえず8~10級ぐらいまでになるには、何をしたのが良かったのか、をまとめておこうかと。

まず、基本ですが、手筋と詰碁。これはもう囲碁の基礎力アップみたいなものなので、やらないと話にならないというか。解けるレベルの簡単なもので構わないそうですが、定番の「ひと目の詰碁」が良いのだろう、と思います。私の場合、最初はさっぱり分からなくて、解ける問題の方が少なかったのですが、それでもムリヤリ何度も解いているうちに、徐々に解けるようになりました。大事なのは、盤に並べずに頭で読むこと。ヨミを鍛えるトレーニングですので。

そして、自分の中で、自分なりに「飛躍的に伸びた」と思えた時期があって、それがやはり、関西棋院のサークルと、碁会所で師匠に指導碁を打って貰えるようになったこと。上手の人から自分の良い手・悪い手を教えて貰えること、どういう意図を持って手を打ったのかを訪ねられて、それに答えられること、これが結構大事だった気がします。やはり上手の人から色々と教わるのは大事かな、と。

囲碁ステーションとサークルの共通になりますが、上にも書いた、上手の人からの指導以外にも、自分より下手の人に、色々と尋ねられるのも、勉強になります。自分には何気ない手でも、相手からしたらそうでは無い場合があって、「これは○○だったのですか?」と訪ねられた時、それに答えることによって、「あぁ、自分はそういう意図で、碁を打っていたのか」と、再認識させられたり。

後は、打った碁の反省ですかね。どこでどうするべきだった、とか。

まー、偉そうな事を言えるほどのことはしてませんし私自身もまだまだヘボいです。が、これから勉強される方への指針としては、こういう感じでやっていくと良いかもね、という程度の事です。とにかく詰碁、手筋が大事。後は、教えて貰える人が近くに居たりするのであれば、積極的に教えて貰うのが良いのかな。対局数だけを増やしても、内容を反省したり検討する事が無いと、成長は遅いかも知れません。良かったところ、悪かったところを学習していくってのは大事なステップだと思います。ひたすら打つだけで強くなられる方も、居られるみたいですが。

昔の自分と今の自分の最大の違いは、「打つ手に対してある程度の自信と確信を持って打てる機会が、以前よりも増えた」事でしょうか。以前は、「大丈夫だろうか?ここで良いだろうか?ここは不味いのではないか?」と、マイナス思考で打つ事が非常に多かった(過去の記事を見てもそんな感じだった)のですが、最近は「なんとかなる!」とか、「ここは大丈夫なはず!」と、まぁ根拠の無い勢いだったりすることもありますが、ある程度の自信や確信を持てるようになったのは、大きいかな、と。この点だけを考えても、成長したのかな、と思います。