陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

13路での布石って…。

今月末、関西棋院で行われるGo's Cafeというイベントに参加する事になりました。去年末にも参加しているので、二度目です。このイベントは入門者から級位者向けのイベントで、級位者までなら誰でも参加できるというものですが、打つのは9路と13路になります。つまり、入門と初心者以外は全員13路で打つと言う事になります。一部例外があって、ペア碁で9路なんてのもありますが。

そこで、ここのところ13路は随分とご無沙汰なので、子供と13路で何度か打ってみたのですが…19路とは随分と勝手が違うな?と。以前に佃先生に「13路では特に隅の地が大事になる」という事を聞いていたのですが、本当に隅が大きい。序盤はさっさと三々に打っておく方が良いのでは無いかと言うほどに…中央の地がまず求められないんですね。19路では隅を取らせる代わりに辺を大きく取るなり中央へ模様を張るという事もできるっちゃ出来るんですが13路では、そんなにのんびりやってたら、どこにも地がなくなる。戦いに関しては13路でも19路でもさして変わらない気がしますが、布石の感覚は19路とは大きく違う気がします。特に黒番での布石が難しい気がします。吉原先生は「13路も19路もそれほど変わらない」と言われていた気がしますが…。

そこで、(13路で布石ってどうしたらいいんじゃろ…)と思って色々調べてみたのですが、一番見かけたのは「13路の布石など、あってないようなモノ」という意見でガックリ。ところが、どうも海外では13路の大会なんてものを張栩さんが開催されていたり、IGO FESTIVALでもプロ同士の13路トーナメントなんてものがあったようで。いくつか棋譜を発見できたのですが、やはり地に辛い碁が多くて、模様なんて張ってる場合じゃ無いって感じでした。と言うわけで、四の4の星に打つよりは、二の3、三々、四の3あたりに打つのが良いっぽく、三手目に辺に構えるよりもカカるのが良いみたい。

辺を守るのは窮屈だなぁと感じていたので隅を取ったらカカるってのはやってたけど、星には打ってたかな…ただ、白番だと地に辛く、みたいな考え方があったので、白で星には打ってなかったかも。だから白の方が打ちやすく感じたのかな…とにかく三々に入られる味を残すのは結構やっかいなイメージ。

しかし…いくつか棋譜を見て思ったのは、「なんじゃこりゃ?」という感じで、19路とは全然違う感じで…結構衝撃を受けました。盤が狭くなると戦いが多くなるとは言いますが、本当に終始戦いという感じで。これはこれで面白そうなので、しばらく少しの間、勉強してみようと思います。

とは言え勉強教材なんてほとんど無いから、棋譜並べになっちゃうのかな。うーん、意味がわからないんだよね、棋譜並べって…打ってる内容を理解出来なくて。でも形を覚えるだけで効果があるというし。とりあえずやってみようかな。