陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

5/14-15 勉強。

火曜日は天満橋のローズマリーの囲碁会に参加してきました。最初にインストラクターの方と七子局で10目程度の勝ち、二曲目は3~4段と言われる方と七子局で3目程度の負けでした。

最初の指導碁では勝たせては貰ったものの、「勝たせて貰いました」という感じが強く、正直全く良いところの無い碁でした。置碁の序盤を布石と言って良いのかわかりませんが、布石から中盤、大ヨセから小ヨセまで、本当になにひとつ思った通りに行かず、ヨミ違えたり死活を見落としたりと、本当に散々で…褒めて囲碁を続けて貰う方針なのか、色々と、良かった点をいくつか挙げては貰ったものの、それは全部自分が「失敗した」と思った部分で、実際に成功はしていないと思うので…まぁ色々と辛い一局でした。一つだけ覚えている箇所を。

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これなんですけど、「二線に逃げたのが見合いになっていて良かった」だそうなんですけど、正直なんでこの黒は白の鉄柱に挟まれてるの?という状況なわけで(打ち込んだわけでは無い)、黒は辺に開いた以上、こんな状況になっているのがバカすぎるというか。二線に逃げてるのもなんだかなぁという感じで、ケイマで出て行く方が良かったんじゃないかな、と。この後、

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こんな感じで。黒6は大きいところで良い手、との事ですけど…ここはこのまま放置、という事に。終盤、ヨセに入ってから、

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実際には中央に向けてもっと白も強くなっているんですが、こんな感じで。なんとか一子生還して、まぁこれはこれで小さくは無いでしょうけど…「白を大きく削られて白も辛いところ」だそうですが、(そうかなぁ…)と言うのが正直なところ。自分の失敗の大きさの方が目立っている気がしてしょうが無いです。本当なら辺に開いた以上、ここはもっと黒が強くなっていないとおかしかったはずですし。

二局目の七子局は、序盤~中盤にかけては良かったらしく、黒の形勢が良かったみたいですが、ヨセで大きく黒が損をした箇所があったそうで、そこで白が挽回できたとのこと。こちらも相手の方の見損じでヨセでカミ取ってエグッたところやコウに勝った場面もあったので良いところもあったんですが、相変わらず変なミスもちょくちょくあり…まぁこちらもさほど良いとは言えない内容でした。


水曜日はいつもの碁会所で師匠と指導碁。九子局で、結果は4目勝ち。普段なら見落としているような死活の見落としに気付いたり、ヨセが凄く良かった、とのこと。キチンと先手を取る工夫をしたり、大きいところが無くなったら逆ヨセを取ったり、という事が出来ていた、と。いつもそうしてるつもりなんですが、大きさを見誤ったり、先手だと思ったら先手じゃなかったというミスが少なかった、という事だと思います。最初に褒められたのが、

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▲に打たれた時にAをツイだこと。こうやって並べてみると、ここのダメが詰まったらキリがあるので守らないといけないのは当たり前に見えるんですが、何故か実戦だと手抜きしたり…いつもはそういう事が多いんですねぇ…いや、多いんですね、とか行ってる場合では無いんですが。

まぁそうやって徐々にでも成長して行ければ、と。