陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

1/18 どんどん打とう会。

金曜日は恒例の関西棋院で行われた"どんどん打とう会"に参加してきました。で、先生との三子局。

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棋譜再生

序盤早々…というか、8手目でいきなりアキ三角の愚形。6をどこに打つか迷ったんですが、多分一番ダメなところに打ったんじゃないかと。

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せめて、こう打つか…

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こんな感じになるんですかね…。
と言うか、そもそもの話として、

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行くんだったらこっちじゃないのか、とか、色々と考え出すとキリが無いところです。

黒28も弱気というか…まっすぐノビて良かったんじゃないのかな、とか。

黒44ではシチョウアタリを打ったんですが、これは素直に白43に対してハネた方が良かったでしょうね。おかげで二子を取られてしまいました。

で、問題の黒70。これは勇み足でした。素直に黒68の上にツイで、白一子を孤立させるべきだった。その上、分断してしまえばスミの白は辺に連絡しにいくでしょうから、先手で他に回れたと思うんですよね。よって、

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こんな感じになるでしょうか。実線では黒は後手、この後、白が中央を消しに来るのは目に見えているわけで、上の図に比べると明らかに遅れてしまう。半年ぐらい前までは頭に置いていた、「欲をかいて急いで殺しに行くと、大抵は失敗する」というのを忘れていました。

生徒さんとの対局は、私が白で四子局。そろそろヨセかな…というタイミングで時間が来て、形勢不明と言うことで引き分けに。と言う事は、とりあえず置き石の分ぐらいは取り戻したと言う事ですかね。相手の方が、私に四子置く割には筋が良く、石の形がキレイで、全体的に固くてこちらからは攻めづらい、しかし相手さんは、攻めるところはキッチリ攻めてくると言う感じで、気の抜けない対局でした。こうなってくると、手筋やら定石、急所やらを、どれだけ知っているかという勝負になりがちで、その辺の知識と記憶を総動員して何とか勝負になったという感じ。しかし、思い返してみれば、もっとやりようがあったのでは…という部分も多く、これまた課題の残る一局でした。