陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

2/22 どんどん打とう会。

金曜日はいつも通り、関西棋院で行われている"どんどん打とう会"へ。まずは先生との三子局から。

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こうやって見ると…打っている時は、そんなに悪い手は無い、と思っていたのだけど、気になる点もちょくちょくある。例えば、黒38。下辺を攻めるなら、一路下か、その左が良かった気がする。また、黒38を打たずに39を先着するのも大きそう。黒39があれば、白29と白13が繋がったとしても、低位に押さえられて、中央が大きくなりそうな気がする。とは言え、白は9や23があるので、狭めてくるのはあるでしょうけども。

次に黒42から44、42に打ったのは…攻めが効くんじゃないかな?という軽い考えだったんですが、その後が…いまいち。黒は手をかけないと連絡出来ないし、しかもこんな中盤に一線に打つ手を強いられてしまった。ここは、多少不安でも、44ではキッて行ってキリチガイにしてしまうのが良かったかも知れない。

黒56は絶好点だったそうで。白57に対しての黒58も悪くない、との事でした。

生徒同士の対局は、私が黒で四子局。結果は打ち掛けで引き分け。これまた色んなところで戦いが頻発するシンドイ碁だったのですが、(気合いで負けたら負ける)という思いの元、終始攻める姿勢を忘れずに、でも急場はしっかり守るように、という感じで、気がついたら大ヨセに。ここからどちらが上手くヨセていくか…というところだったのですが、大ヨセの大きいところ、打つべきタイミング、ってのが、少しずつではありますが、分かってきた気がします。打つタイミングも良かったと言って頂けたので。

今日言われたことは、「序盤から一手の価値を考えながら打つと良いかも知れません」との事でした。例えば、「今打った一手は、最低、何目分の働きをさせるか」を強く考えることで、より重みのある厳しい手を打てるようになるのでは無いか、と。そして、それをする事によって、自然とヨセの力も付くのでは無いか、と。

うーん、「この一手、何目?」みたいは問題とか話題とか、良く出ますが…正直、いままで考えたことも無いです。でも、これは結構大事かも知れない。一手何目…目算も出入り計算もイマイチ出来ない自分としては、かなりの難問ですが、少しは考えてみるようにしよう…かな…。

…できるかな(;´Д`)