陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

11/22 勉強。

木曜日は京都にある「月の花」というカフェで、いつもの碁会所で教えて頂いている先生が囲碁教室を開いていまして、ちょうどこの日、都合が良かった事から、少し寄らせて貰いました。

で、師匠とはいつも通りの七子局、その後、カフェのお客さんで初段の方と六子局を。結果は…20目弱での負けと、7~8目の負け、だったかな。

師匠にいつも言われている通りの言葉なのですが、「ヨセがダメ」で、特に初段の方との碁は、大きいヨセが4カ所ぐらい残っている状態で全てを白に先手で取られてしまい、「どっか一カ所でも取れてたら勝ててた碁」だと言われました。要は、それほどまでに中盤までは黒が大きく優勢で、ちょっとやそっとじゃひっくり返らないハズだったのが、その"ちょっとやそっと"になってしまった、と。

また、先に打った師匠との碁も、序盤は自分でも(あれ?なんか今日むっちゃ調子よくね?)と思えるぐらいに明らかに黒が優勢だったのが…あれよあれよ、と。

帰り際、師匠に「布石はもしかしたら5級以上あるかも知れない。中盤も5級と言えるかも。でもヨセがダメすぎて、まぁ7~8級ぐらいになってしまいますかね。」と言う事でした。序盤は本当に良い、という事だけ繰り返し言われました。

うーん…と言う事は、当面の課題はヨセなんだろうか?まぁ師匠には散々「ヨセがダメ」「終盤がダメ」と毎回言われているので…自分で気をつけているつもりなんですけど…なんでだろう、わからない。ヨセって…どういうタイミングでヨセていったら良いのかわからない、というか…ダメとは言われても、自分では自分なりに「大きいところ」だと"思って"打っているので…まぁ確かに明らかに手を抜いたらダメなところで手を抜いちゃって大きく荒らされて…なんて事は例外としても、自分では「これ以上、どうしたら良いのかわからない」ってぐらいに全力なつもりなんですよね。

関西棋院のサークルでは、一局一局が時間制で、大抵が中盤戦か終盤に入りかけた頃あたりに打ち掛けになって終わるので、最後まで打ち切ることに慣れていない、というのがネックになっているのかもなぁ…。それで、序・中盤だけ伸びちゃったのかも。

んー…ヨセかぁ…「ヨセのテクニック」的な本なら色々出てるけど…「寄席に入るタイミング」みたいなのって、あまり無いですよね。大抵、「大場に打ち終わって、戦いが終わったらヨセ」みたいな…その辺の境界が、よく分からんというか。これは当面の課題ですね…。