陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

12/17 勉強。

月曜日はいつもの碁会所で指導碁を。いつも通りの七子局ですが、今日は酷い内容でした。白が53目に対して、黒は-3目。大敗も良いところです。ここのところずっと言われている通り、とにかくダメなのはヨセ。…それは分かってるんだけど、どうしたらいいものか。ヨセの本などを見ると、内容は言っている事は理解できるのですが、いつからヨセなのかわからないので、それをどのタイミングで実行すれば良いのかが、相変わらずわからない。本には練習問題なども載っていて、その手の問題は(簡単な内容の本ではありますが)大体7~8割は正解がわかります。が、そういう問題は、すでにヨセの場面で、「どこに打つのが大きいですか?」と尋ねているのが普通。私の場合、実戦だと「どこからがヨセで、どの段階でヨセの手を打つのか分からない」ので、実戦だとさっぱりわからない…と言う事なんだと思うんですが。特に大ヨセは序盤や中盤であっても部分的にヨセに入ったりするので…正直、どうしたら良いのか、どう学んでいけば良いのか分からない、と思ってます。

先生曰く、「実戦経験を積んでいくしかない」だそうで…。となると、気の長い話になるかな…。手筋や定石ってのはまだ分かりやすいというか。序盤でも中盤でも、いつでも出てくるものなので、その時々に学んでいけば良いと思うのですが、ヨセというのは、いつどのタイミングで発生しているのか、というのが、本当に感覚的に分かりづらいです。

で、今日覚えたこと。以下の場面での三々入りについて。

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普通ならば、連絡を遮りたいのでS15に下がるのですが、その後の打ち方が曖昧。

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この手順をしっかり覚えないとダメだと思いました。今日は、黒3と押さえた後、5を打つのを忘れたり。黒5は打っておかないと、切られて大変な事に。この後は…。

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こうなるのが相場だそうです。

で、似たような状況だけど、下がってはいけない場面。

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このように周りに白が多い場合に下がると、大変なことになるようで。

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こんな感じになってしまって、目の前が真っ暗に。分断された黒の両方が危険な状態。結局、上辺の黒は全滅してしまいました。逃げれるようにも見えますが…手順が悪かったそうです。で、この場合は…。

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こっちから押さえるのが無難なようです。この後、

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こんな感じになるんでしょうか。

似たような形だから、と、周りを見ずに打ってちゃダメだな、と。また、良く出てくる形なので、覚えておかないといけないなぁ…と。

最近はちょっと囲碁が難しく感じる事が多くなってきました。壁っぽいものを感じます。