陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

8/14 - 15 「第3回納涼囲碁まつり」。

大きなイベントなのでご存じの方も多いでしょうが、両日とも参加してきました。一応、棋院の紹介ページは以下から。

http://www.nihonkiin.or.jp/news/2013/07/381415.html

私は、一昨年の第1回に参加して以来だったのですが、えらい人が増えたのですねぇ。第1回の時などは指導碁の予約にこんなに苦労した記憶も無く、「指導碁受けたいなー」と思ったタイミングで受付に行けば、大抵の席が空いていて指導碁受け放題だったんですが…今回は、目当ての棋士が居るのであれば、会場時間ぴったりについても全然間に合わず、開場時間よりも30分は早く着いていないと、指導碁の予約はままならない、という感じでした。

一日目、二日目と、一気に書いてしまおうと思うので、以下は「続きを読む」から。

 一日目

女流Dayと言う事で、メインの参加棋士達の皆さんは、女流棋士だらけ。ステージに立つ棋士はもちろん、指導碁の棋士まで女流という日で…まぁ、指導碁の予約が異常に困難だったのは、たぶんこのせいで。私自身は、石井茜先生に面識があるのですが碁を見て貰ったことは無かったので、石井先生に指導碁を頼みたかったのですが…一瞬で全枠完売でした。というか、9時半開場・受付開始で、9時半に付くように行ったんですが、早い人は八時台から並んでいたそうで…それは流石に…。

これが初日の自分の中での一番のメインだと思っていたので、ちょっとガッカリしたんですが、他にも古谷祐子先生の名前が。ここんところローズマリーにもなかなか行けていないので、久しぶりに先生に見て貰おう、と。で…六子局だったんですが、大失敗を。

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六子ですから右辺も下辺も三連星、なんですが…白の小ゲイマガカリに(三連星だから)と、何も考えずに1と打ってしまった。で、打った直後に、「あれ、これやばいところに打ち込んだことになってるぞ」というのは流石に気付いたんですが、もう打ってしまったものはしょうが無い、と…。まぁ大人げなく言い訳をさせて頂くと、睡眠時間が一時間しか無くて眠くてボーッとしてた…というのはありますが、やっぱり周りの状況を見ろって感じですね。アホな事をしたなぁ、と。で、結局ボロ負けでした。

一日目は指導碁の希望者が多すぎるので、申込は一人一回まで、と言われてしまったので、あとはイベントが終了するまでイベント会場にいました。しかし、この日参加の女流棋士の方は、全員浴衣という事で、見た目にも華やかで楽しかったです。

二日目

二日目は指導碁の予約を取るぞ!と、9時には開場に到着したんですが、それでも5番目でした。まぁ5番目ならば、全員が打ちたい人が被っていても、時間帯にこだわらなければ自分の枠はキープできる順番なので、まぁ良し。で、目当ての大橋成哉先生の指導碁を無事に。大橋先生も囲碁ステなどで面識はあるものの、指導碁を打って頂いた事が無いので、一度見て頂こうかな、と。この日は指導碁は並び直せば何度でも申込可能とのことだったので、午後からの小松大樹先生の10面打ちも申し込みました。

で…まず大橋先生との指導碁は、これまたボロ負け。途中まではそんなに黒は悪いわけでは無く互角ぐらいだったんですが、一手の悪手があり、それが大きな敗因になったとの事。それ以外にも悪い点を数点指摘され…まぁ平たく言えば、良いところは無かったんだな、という内容でした。

次に小松大樹先生との10面打ち指導碁。小松先生とも面識はあるももの指導碁は初めて。こちらは10数目の負けだったかな。中盤までは互角ぐらいだったけど、ヨセで大きく損をしたとのこと。うーん、やはりヨセか…。石が混み合ってきたところの対処は悪くなかった、との事でした。

余った時間は、ステージでイベントを鑑賞していました。今日は今日で、井山さんが出るって事で、すごい人の量でした…。

 

両日とも睡眠時間が1時間無い状態での参加だったので、指導碁中は集中力もいまいち持続できず…普段よりも酷い碁を打っていたという感覚はそんなに強くなかったですが、結構ヘンな手を打っていたような気もします。まーでも眠いからってヘンな手を打ってたらダメだな、と。私はプロの方に指導碁を打って頂く機会も少ないので、そういう点では良い機会でしたし、ステージのイベントも面白いものばかりだったので、一日楽しめる良いイベントでした。