陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

4/24 勉強。

水曜日はいつもの碁会所で先生と指導碁…だったんですが、先生との繋がりで山田志宝七段が見られていて、なぜか流れで志宝先生に指導碁を打って頂くことが出来ました。

で、当然九子局だったんですが、20数目の負け。まー勉強なので勝敗はどうでも良いんですが、局後の検討で良かった点、悪かった点など…悪かった点は、総じて自分の碁の方針についてでした。例えば、白の連絡を切るべくして突き出したのに、途中で不安になり心変わりをしてしまった手とか…。そうなると、突き出した手自体が悪手になってしまうので、その後の進行如何に関わらず、目的を持って打った手は最後まで遂行するべき、というアドバイスを。これは耳が痛い…。

もうひとつ。以下のような定石の展開の話なんですが。

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白13と切ってきました。周囲の関係で白13はシチョウで取れないんですが。

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黒1以下、黒一子を取ることを強要させて、黒9と守ったところ、白10のキリ。これは予想通りだったので黒11とアテ、白は一子取る…というところまでは予想通り(ちなみに黒9で10にツグだけでも良かったらしいですが)。「この黒11は良い手だった」と言って頂けたのですが、「でもその後がダメ」と。

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白1と取られた瞬間、(あれ、この二子、取られるんじゃね…)と不安になって黒2とカケツギしたのが良くなかった。この白1には…

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何も考えずにアテてツがせれば良い、と。で、黒4と守れば黒は厚いし中央に対してかなりの勢力を持てる。仮に黒二子が取られても問題にもならない小さいこと、と。言われてみればその通りすぎた。

でもアタリって難しいんですよね…むやみにアテたらダメと言われたり、ここはアテるべき、と言われたり。まぁ自分で考えて判断しろよって事なんでしょうけど。考えてみれば、白はここはアテられたらツグ一手ですしねぇ…。

画像だと微妙に分かりにくいので部分的な棋譜も。実際には中盤での出来事なので、もっと石が埋まっていますが。

棋譜再生

しかし教え方も分かりやすく、話も楽しく、すごく良い方でした。教えて頂いたことをしっかりと身につけたいですねぇ…。