陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/29 どんどん打とう会。

金曜日は関西棋院のどんどん打とう会に参加してきました。例によって先生との三子局から。

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棋譜再生

黒30は失敗だったかな…31にツグのが良かった気がする。と言うか以前も同じようなミスをした気がする…と思って日記を遡って見たら、やっぱりやってました。で、その時にこの図で言う31にツグべき、と言われていますね…学習してない。まぁ問題だったと反省できる分だけは成長した、と、前向きに捉えるべきか…。

また、黒44では、以下のように打つのを勧められました。

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この図になれば、左辺が大きい…まぁ言われてみればその通りで。中央の白は右辺に逃げるでしょうが、実戦図に比べても、まぁこの図が良いですか…。右辺との連絡を切る事ばかりを考えてしまった。上辺の白もちょっと気持ち悪いってのがあって、どこに打つべきか悩んだところではあったのですが…上辺の黒二子が取り込まれてしまうのでは、とか、色々考えての次の一手だったんですが、うーん…ここは今考えても、ちょっとこの黒1は打ちそうに無いなぁ…。実線では中央の白が生きるか死ぬかの展開になってますが、これもし白が生きるとして、どうせ生きられるなら、この図の黒1の方が絶対的に良いって事になりますね。と言う事は、この黒1は打てないとダメだなぁ。

生徒さんとの対局は、互先でニギリによって私が白。いやー、ここで互先で打つのは凄く久々です。序盤の進行は、記憶をたどると下のような感じ。

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若干違っている箇所や進行があると思いますが、大体こんな感じ。この後、右辺の黒二子は二眼を作る事に失敗(と言うかカケメを見落とし)され、上辺から右辺にかけて白が大きく取ってしまい、白の勝ちということに。この黒二子が生きたとしても、白はこの黒をいじめているだけで上辺から右上スミにかけて中央方面に大きく生きるのは難しくないと思うので、この時点で白が優勢なんでは無いかなぁ、と、勝手に思っているんですが。46に先着出来たのはかなり大きかったかな。黒としては、下辺で根を下ろせず宙ぶらりんになっている白を攻めるべきだったのではないかな、と。あと黒47は打ち込んでくるタイミングがちょっと遅かったんかな。もう白が強くなっている場所ですしね…かと言って47周辺を丸々渡すわけにもいかない大きさなので、難しいところではあると思いますが…三線よりも四線に打ち込んで、中央に出て行くぐらいが良いのかな。

カケメの見落としは、自分も何度もやったことがあるので…あまり人のことは言えないですが。どちらも打ち込みを誘う布石だったので、まぁ打ち込むのはお互いに躊躇する展開ではあったかなぁ、と思います。