陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/22 どんどん打とう会。

金曜日は関西棋院のどんどん打とう会に参加してきました。まず最初に先生との三子局。

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棋譜再生

検討では色々な話題が出たのですが…一番印象に残ったのは、黒40ですかね。これは、

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やはりここは出るべきだと。出るかどうか悩んだんですが、白一子をさっさと制してしまいたいという気持ちが強かった。とは言えこういう状況では出たモン勝ちなので、さっさと出るのが良かったなぁ、と。

後は黒4ですかね…ここ、本当は白1の左にツケるのが定石…というのは知ってたんですが、怖くてヘタレた手を打った、という感じ。次回、同じ展開になった時は、思い切ってツケたいところです。

生徒さんとの対局は、私が黒で、四子局。結果は打ち切りで、形勢不明ということで引き分け。序盤から中盤手前ぐらいまでは黒が大場を先行していて良い気持ちだったのですが、白の傷を咎めようと攻め合いに持っていってから、えらいややこしい局面に。互いの石を取るか取られるかの状況で、お互い手数の伸ばし合いに…。結局、正しい手順で黒が打てば、黒の一手勝ちだったそうですが、一手でも緩むと黒の一手負けだったみたいです。「一手勝つ?一手負ける?」みたいな状況で20手ぐらい進んで、まだ先に10手ぐらいあったようなので…流石に読み切れん。

あまり急いで急所を攻めると、相手も生きるために強手を打ってくるので、あまり焦って殺しに行くのも良くない…とは言え攻めるべきという気もするし、まぁタイミングが重要なんでしょうね。「攻められても大丈夫」という準備を整えてから攻めれば良いんでしょうけど…今回も大丈夫と思っていたら「あれ?危ないぞ?」となったわけで…難しいです。詰碁力なんだろうなぁこれは。