陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/18 ちひろ教室。

月曜日は予定が付いたので、エストレラのちひろ教室に参加してきました。今月は実戦とヨセがテーマだそうで、講座の前半は生徒同士の実戦、後半はヨセの手筋の勉強を。

で、対局内容は、互先で私が白番。結果は15目差程度の勝ち。途中、ちょこちょこと先生が相手の方へアドバイスを入れていたので、思っていたよりもかなり巻き返されましたが…中盤から大ヨセあたりに大きく差を付けることができ、ヨセでも大きいところや先手を取ることで、ちょくちょくと得を。その辺のタイミングで先生の相手の方へのアドバイスが増えたので、私のヨセかたがヘタだったんだろうなぁ。「得するチャンス」みたいな感じのアドバイスだったので。

相手の方が三連星だったので、白としてはとりあえず三連星の模様を制限しないといけない…と言う事で、コゲイマからの頻繁に出る定石を使ったのですが。

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相手の方がカケられた後の定石を知らなかったようで、こんな展開に。以下、

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と言う感じで、二子捨てて二子を取り、下辺から中央に向けて盛り上げていく作戦で。これが結果的に上手く行ったようです。白11があるおかげで、この黒二子は逃げることが出来ず、例えば以下は一例ですが、

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と、まぁこんな感じで逃げられません。実線は違う展開になりましたが、結局、ハネ出した黒石も生きを計れず、四子になってから取られてしまいました。

この時点で下辺の白は生き、しかも中央に向かって頭を突き出しているわけで、これがなかなか良い仕事をしたという感じでした。

後半のヨセの講座は…四問中、半分正解・半分不正解。基本的にはヨセの手筋と目数計算という内容だったんですが…ヨセ方が分からなければ計算もままならないわけで。やっぱり相変わらず苦手だなぁ…苦手と言うよりも、わかってないという感じ。今はまだ大ざっぱに「大きい」「小さい」しか分からないですからね…徐々にわかるようになっていかなければ。