陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/15 どんどん打とう会。

金曜日は関西棋院のサークルに参加してきました。今回は指導碁を終局まで。

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棋譜再生

疑問としては、黒30。ここでは、

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このように素直に受けるのが良かったのでは無いか、との事。このオオゲイマは当然開きすぎなので、黒1に対して白も受けるだろうと思われるので、どのみち次は先手で他に打つなり、実戦での黒36は打てただろう、と。もちろん、仮に白がここで手を抜いた場合は、

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このように、白一子を抱え込むと共に、大きくエグる事が出来ます。

とは言え実戦もそんなに悪い進行では無いそうで、一子を犠牲にして形を成形するというのもアリとの事で。実戦では黒34が打てているので上の図の様な形の時に起こるヨセの事を心配しなくて良いという利点もあるので、これはこれでアリで良いのでは無いか、との事でした。

また、黒70の時点では、左辺と右上スミが、まだ確定していないので、左辺か右上スミに芯を入れても良かったのでは無いか、との事。自分としては中央の白が大きくなりすぎるのを警戒していたので黒70としたのですが、黒72では確かに右上スミに芯を入れた方が良かったかも。白73は物凄く大きい手ですよね。

それ以外は、まぁまぁ良かったのでは無いか、と言って頂けました。以前に比べてヨセもかなり考えて打つようになったし、全体的に伸びてきているのでは無いか、との事。

うーん、しかし、先日師匠に、最近は伸び悩むどころか以前の方がヨミが良かった部分もある、と言われたばかり…。まーこちらのサークルでは先生はだいぶ優しい手を打ってくれるので…そのせいなのかな。この碁でも序盤は「うーん?」と思った部分もちょくちょくあったので、精進したいと思います。