陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/12 囲碁会。

先週の金曜日は体調不良のため、関西棋院のサークルには行けず。火曜日は天満橋のバーで指導碁…の予定だったのですが、店に着いてみたら指導碁は満員御礼で、指導を受ける事が出来ませんでした。とは言えお店や先生にとっては、満員御礼は喜ばしいことで、残念は残念でしたが、そこはそれ。割り切って、私はカウンターでボチボチお酒を呑みながら雑談を。

と、一人手が空いている方が居たので、良ければ打たないかとのお誘いを。互いの棋力が分からないので自己申請で、大体同じぐらいじゃないかって事になって、ニギるのかなー、と思ってたら、相手の方が黒を持たれて「私が黒でも良いですか?」と。まー別に断る理由も特にないので、承諾。

で…お酒が入っていたせい…に、しちゃいけないんだけど、いきなり布石で失敗。とは言え四手目という序盤どころか開始直後の事で、小目に置くつもりが星に置いちゃったみたいなアホなミスだったんですが。相手の方は中国流で、こっちはうっかり二連星にしてしまい、(あーしまった…)と。とは言えまだまだ勝負も始まってないような段階だし、まぁ…テンションは微妙に下がりつつも、ポチポチと。相手の方もお酒が入っていて酔われていたせいか、なんかよく分からない手が多く…中国流なのに異様に中央思考…というよりも中央超重視みたいな、あまり見たことの無い棋風で面食らったり。大きく取ろうとされていた中央は、手を急ぎすぎているのか石と石がスカスカで、3目程度の地にしかならず。後はコウやヨセは私の方が勝っていたと思うんですが、終わってみたらコミ半目で計算して7目半の負け。終局を承諾してから、実はその時点で自分の手番で黒四子を抜くことが出来ていた箇所があり(双方、ダメ詰めで気付いた)、それを見落としたので負けた、という感じ。

なんというか、前々から師匠にも言われているのですが、(ここは生きた)とか(ここは落ち着いた)みたいに思ってしまうと、ダメしか見えなくなって、「もうここには手は無い」と思い込んでしまうクセがあるみたいです。だから相手の石をアテていて相手は手抜きしているのに、それすら見えていないでダメを詰めて他に打ってしまう、みたいな。これは良くないですね、相手のミスを咎めていないわけで…。

もっと集中して盤面を見ないとダメですね…(ここは終わった)と思い込むクセを無くさないと。