陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

3/1 どんどん打とう会。

金曜日は関西棋院で行われた"どんどん打とう会"に参加してきました。今回は先生との三子局を、終局まで。

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棋譜再生

局後の検討でも色々な話が出たのですが…まず一つ目。
黒20はハネるよりもツグ方が良かったそうで。

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当然、これも考えたのですが、黒1がアキ三角で良くない…と思ってハネました。が、この部分は白に1か2に打たれると、結局アキ三角になる形なので、先に決めてしまう方が良いとのこと。また、この後の進行として、さっさと黒20を捨ててしまっているのも疑問で、

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ハネた以上は、こう行くのが良かったそうです。この白に囲まれた黒二子は、まだ完全には死んでいないし、そう簡単に死ぬ形でも無い、と(白にも傷があるので)。

黒44~48は良い攻めだと言って貰えました。

次に黒64が疑問で、ここも…

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こう行くべきでは無いか、との事。この後、白がAとハネれば、

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この通り、一子抜いて白を分断できます。また、Bとハえば、

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これまた白を分断出来るので、どちらにしても出た方が良かった、と。

まぁ言われてみればその通りだよな…と言うところばかりだったのですが、この日は体調が悪く、睡眠時間も2時間程度しか無かったので…という言い訳を。「ここでハネたら失敗するかも」とか「ここは攻めておかないと逆に攻められるかも」と言うような、及び腰になると変な手を打つケースが多いみたいです。こういうのもヨミが足りないから招く結果なんだろうなぁ、と。もっとしっかり考えないとダメですねぇ。と言う事は、やはり詰碁をしっかりしないと…。