陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

2/4 ちひろ教室。

月曜日はエストレラで行われている中條先生の教室へ。30分ほど遅れて入ったのですが、どうやら四子局での打ち方、というのがメインのテーマだったみたいです。置く側、置かれる側の両方で打ったようですが、私は遅れていったため、置く側でしか打ってません。

で…講座内容はと言えば、大まかに三点。

  • 置く方は、白に対して序盤から積極的に攻めなければならない。
  • 置かれる方は、手の抜けるところと勝負するところを間違えない。
  • 九~五子と、四~二子では、後者は白が気を抜くと簡単に負ける。

こんな感じでしたかね…。三点目はよくわからんのですが棋力が切迫してくるほど石を置かせるほどの棋力差だからってあぐらをかいていられない、って事だと思うんですが。よく考えたら、九~五子ぐらいまでは置かせることも時々あるんですが、四子って自分が置いた経験しか無いんですよね。三~二子も経験はあるんですが。なので、四子置かせてみない事には実感がいまいち。三~二子だと気が抜けないってのは実感としてあるし、五子以上置かせる相手だと、なりふり構わず強く攻めないと話にならないので、あまり余計な事を考えるヒマも無いってのはあるんかな。

で、上の二点に関しては、既に知っている知識だったので…まぁそりゃそうだよね、という感じ。昔は、○子置くほど棋力が離れているんだから強気に打つなんて…とか思った事もありましたけど、実際に自分が石を置かせてみると、序盤から攻められるのが白にとってどれだけイヤかってのは、よく分かりましたし。まー色んな本にも書かれていますが、序盤から白に楽をさせないってのは大事だと思います。

置碁から派生した講座として、星の定石や三々の定石に絡んだ話が。これも既に知っている定石の話だったので…具体的には小ゲイマガカリから星にツケられて二段バネされた場面とか。
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これですね。このブログにも何度か出てきている定石。

あとは、、小ゲイマに受けた石に対して三々に入った場合、手を抜いたら死ぬ、とか。

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これも、このブログに何回か出てきてますね。これは白が13を手抜きすると死にます。殺し方は色々あるんですが…。

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こんな感じになるんですかね?両方からハネられて死にます。なんか最善じゃない気がしますが…。まー三々に入った石は両方からハネられると死ぬってのは基本っちゃ基本になるんですかね…。後は三々入りの二段バネの定石とか、そんな感じ。私自身はどれも知ってる形でしたが、意外と知らん人も居るみたいで。まー私がそんだけ今まで色々やられて来たっていう証明みたいなもんですし、あんまり威張れるもんでも無いですけどね…。なんやかんやで、三々と星に関係する定石は色々覚えました。

対局内容としては、打ち掛けになったのでよく分からないんですが、多分成功したんじゃないのかなぁ…。ザックリで80目以上あったと思うので。四子置いて、序盤に白を攻めて、攻めた石が生きたので三連星を敷いて、後はいつも通りの中央指向、で、中央を大きく取るスタイル。思った通りに盤面が進んだので、まぁ成功かな、と。あれで負けてたら何しても負けるw自分の武器ってそんだけしか無いですからね。

後は残った時間で詰碁。回答率は、難問以外は解けたという感じ。5手ぐらい読む必要がありましたが、難問以外は大体ひと目の詰碁ぐらいのレベルの問題。ただ、考える時間も結構ありましたし、途中でヒントとかも出ましたしね。まぁあんなもんかな、と思います。

ちょっと消化不良だったかなー…でも、これは遅れていった自分のせいもあると思うので、しょうがない。実戦が一局打てただけでも良し、ということで。