陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

10/21 囲碁ステーション。

最初は土日、水都大阪フェスで行われていたらしい"ごやねん"のイベントに行こうと思っていたのですが…事前に案内を確認したところ、どうも入門者向けらしい?と言う事が分かって、入門じゃ無いのに行っても冷やかしというか賑やかしみたいで何だかな-…と思って、結局行きませんでした。芝生の上で囲碁ってのも良いかなー、と思ったんですが。

で、日曜日は囲碁ステーションへ。何やら東京で行われている囲碁フェスティバルとの連動イベントとかで、山田規三生九段がゲストと言う事で。それが関係しているのか、やたら参加者が多く、物凄く盛況でした。規三生先生と種村先生の13路ガチンコ対決やらクイズ大会やらイベントも多く、あまり対局は出来ませんでしたが、凄く楽しいイベントでした。

で、自分の対局はどうだったのかと言うと…1局しか打たなかったのですが、互先で中押しで負け。布石は良かったと思うんですが…相手の方が定石を途中で外してきて、それを咎めた形で大きな戦いに突入。しかし既に模様を張り終えていたので、後は自分の模様の中に誘い込んで眼を作らせないようにし、一団を殺したら勝ち…というところまでは行ったんですが。相手の方が物凄く粘ってきて、なかなか殺せず、気がついたら「この白が生きたら負け、殺せたら勝ち」ぐらいの大きな一団に。で…紆余曲折の末、私の方が手順を誤り、一手足りなくて種石が死ぬことが確定、そこで投了、という形でした。なんとも情けない…布石は本当に上手く行っていて、途中までは「これは勝てる碁だな」と思っていたので、そこからの負けというのは本当に情けない。こういう殺すか殺されるか、と言う展開になると、最初のウチはこちらが有利だったはずなのに、手が進んでみたら自分が一手足りなくて死んでた、というパターンが多い。これはつまり、ヨミが足りないという事なんだろうなぁ…あとガマンが足りないのかな。「一手間違えたら失敗する」という睨み合いが続くと、「もう行ってしまえ!」と焦ってしまう気がする。実戦不足ってのもあるんだろうなぁ…。

非常に悔しい負けでした。

あと、最後に、山田規三生九段にサインを頂きました。

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少しお話させて頂いたんですが、物凄く気さくで、楽しくお話させて頂きました。規三生先生は13路コースの方で主に指導されていたそうで…うぅ、13路コースが羨ましい。この日は13路コースに行けば良かった…w

ま…自分の対局内容はアレでしたけど、楽しい一日でした。