陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

9/16 囲碁ステーション。

日曜は囲碁ステに行ってきました。今回は参加者も多く、賑わっていました。結果から言うと、3戦して2勝1敗。全部互先で、まぁまぁと言うところでしょうか。負けた一局も、圧倒的に優勢だった碁が、やはり気を抜いた瞬間に気がついたら自分の種石が死んでいて投了という、情けない負け方でした。あれは勝てた碁だったなぁ…。

で、今回覚えたこと。以前にもブログに挙げた、星から大ゲイマにシマった形に三々に入られた時。周りの状況と白の打ち筋によっては、入ってきた石を殺せるようです。具体的には以下のような局面。

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ここまでは、相手の方の手順もあって若干違う手順を踏んでいますが、実戦ではこのように双方共に定石の通りに打ってしまい、コウにしたのですが…。

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これが定石の形ですよね。ただし、黒の壁が控えている状態では、黒はツグ必要が無いそうで、5を攻めて良いそうです。

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これで殺せるそうで、ツグ手は不要で手抜きしてしまって構わない、と。どうなるかと言うと、例えば、切られている石が伸びてきた場合。これは這っていくだけで殺せるみたいです。

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また、ツがなかったところを切られた場合。

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これも絞っていくだけで殺せるみたいですね。なるほど…。

なお、白が抵抗しても無駄なようで、(自分の思いつく範囲で)考えられる展開としては…。

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こんな感じでしょうか…。最後のはなんかアレかな、と思ったのですが、とにかく、どうあっても殺せるみたいです。

…と言うわけで、画像ばかりで長くなりましたが…背後に黒が控えている局面では、ツグ必要は無い、という。これが今日、勉強になったことでした。佃先生からは、「定石に捕らわれすぎですね-」との一言を頂きました…うぐぅ。

やはり、思考停止で定石を打ってちゃダメですね。しっかり読まないと…教訓になりました。

なお、白からも変化する事で生きを計れるようです。

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こんな感じで、カタツギでは無く、ハネツギする事で、二眼で生きられるようですね。色々進行あるかと思いますが、例えば、いくつか思いついた感じでは、以下のような感じ。

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生きられるみたいです。このことから、もし三々に入ったは良いけども相手の壁が厚い時は、カタツギでは無く、ハネツギをするべきだと言う事になりますね。

これも覚えておかなきゃなー。