陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

8/19 囲碁ステーション。

日曜日は囲碁ステーションに行ってきました。今回も若干、人が少なかった…と言うか、19路は人が少なく、9・13路は最近だと盛況、と言う感じ。お盆明けでお疲れの方が多いとかで参加者が減ったんですかね?

今回の全員参加イベントは指導碁による布石診断と言う事で、着いた直後に対局のマッチングからあぶれてしまった為、いきなり岩丸プロに相手をして頂く事に。「石を置いたり置かれたりする事ばかりなので、布石ってよく分からないんです。」と言ったところ、とりあえず先で打ってみましょうと言う事で、相変わらずの三連星。以前にも何度かプロの方に打って頂いたことがありますが、プロの方に相手をして頂くのは緊張します…。で、診断結果の方なんですが…「思っていたより、かなりちゃんと打てている」と言う、なんかリアクションに困る結果でしたwどう思われていたのか…。

まぁ"三連星の基本戦略"のおかげなのか、序盤の布石自体は悪くないらしく、序盤だけなら初段とそう変わらない、とのことで、お世辞もあるかと思いますが、そんなに悪くも無い、と。ただ、ポツポツとミスがあるようで、中盤にかけては方向違いな一手があったみたいでした。

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手順まではキッチリ覚えていないし、右下はもう少し白に荒らされていたのですが、大体こんな感じ。ここで、Aと出て行ったのは良くなくて、Bから出て行って左下方面の白を薄くしつつ、中央を大きく取っていく…というのが良かったそうです。実戦ではAと打った後、白にB付近に打たれ、左下の白がかなり大きくなってしまいました。確かに…将来を考えると、伸びしろの無いAよりもBに打つ方が雄大な気がします。うーむ…。
他にもH18の手が良くなく、ここはハネるよりも這っていって、二線に押し続けるのが良かった、と。ハネる手が無いわけではないし、損も小さいのでそこまで悪い手では無いけど、H17にガマンしておくのがより良かった、という感じのニュアンスでした。
右下を白に荒らされた時のサバキ方も良かった、と言って頂けたのですが、どんな感じだったのか思い出せず。まー良かった点は次も打てると思うので、反省する必要も無いし、まぁいいです。

対局の方は…一局目は二子局の黒番で負け。布石で大成功して(これは勝っただろ!)と思ってたんですが…そういう時ほど気がゆるむもので。中盤まで圧勝が確実だったのが白のムリな手を単純な見落としで大失敗してしまって咎められず、15目差ぐらいで負けてしまいました。二局目も二子局ですが今度は白番で、結果は中押し勝ちでした。

そこまで打ってから、次の対局相手を待っていたのですが、人が少ないせいか、なかなか誰も手が空かず…ヒマだったので13路の部屋で観戦していたところ、「打ちますか?」と声をかけられ、じゃあ、と、13路で対局を。一局目は私が白で、定先のコミ無しで、30目差ぐらいで勝ち。二局目も白番で二子局、結果は10目勝ちでした。まぁ…やはり私が上手な上に13路の方と言う事で、無理な手を紛らわしてムリヤリ通したり、相手の傷を突いたり、定石や手筋を活用したり、と言う感じで。とは言え、お二方とも13路でそこそこ打ってきている方だったので筋も悪くなく、特に二局目は中盤まで結構辛い状況が続いたので、なかなか難しい碁でした。13路で置き石二つは結構大きいというのもあるし、やはり13路は布石が難しいですね…。そして、中央に大きな地が期待出来ない分、やはりスミが大きい。19路でも同じですが、19路と比べても特に三々入りが非常に効果的で、ここを残すのは不味いっぽいなぁ、と。三々入りしまくって勝ったようなもんでした。