サークル。
金曜日は関西棋院のサークルに行ってきました。まずは先生との五子局。
全体的には良く出来たんじゃ無いかな?と思います。早々に三連星に出来たので、あとは三連星のコンセプトに沿って…という感じで、終始、一貫した打ち方に集中できました。ただ、中央の白は伸ばさずに切った方が、もっと一貫していたかも知れない。
次回からは四子局にしましょう、と言って頂きました。理由はいくつかあるそうですが、理由の一つとして26が打てたから、だそうです(黒は27に来るのでは、と予想していたそうで)。白23は連絡させずに孤立させてしまった方が良いみたいですが、黒30、60、62も悪くないとのことで、中央の白を終始攻め続けられたことも評価して頂けたようです。
それよりも白12-15の一連の流れ。これ、よくやられるんですが、抱えられた黒はどうしたらいいんだろう?とずっと思っていたので、聞いてみたのですが、これ定石だったのですね。いくつか受け方はあるみたいですが、以下が分かりやすいでしょう、という事でした。
なるほど、星からコスむだけで良い、と。言われてみれば、確かにその通りで、かつ感銘ですね。他にも、
単に伸びるだけでも有効、という事でした。この辺は伸びていった先に自分の石があるのか無いのか、で、使い分けると良いのかも。実戦のように、捨ててしまって外からってのもアリだそうです。白はそこまで大きいわけでは無いので。
あと、手元の本(三連星の基本戦略)には、
これが定石、と載っていました。白に厚み、黒は実利で不満の無いワカレ、だそうです。この状況で白にカケられる事が多いので、覚えておかないとダメですね…。
生徒さんとの対局は、先番コミ3.5目という対局でした。うえ、布石わからん…と思って三連星で打ったんですが、結果は8目半負け。対局直後は、そんなに悪いところも無かったと思うんだけどなぁ…と思ったんですが、帰り道に考え直したら、おそらく「小さい」と思って捨てたところが、だいぶ大きくて20目ぐらい損したんじゃないか?と。対局中も、(ここって補強しておかないとあとで荒らされるよなぁ…)と思いながら放っておいたところから、まさに中盤から荒らされて、捨てる以外に手が無く、まぁ辺だし今回は中央指向だから中央が厚くなれば、と、結構思い切って捨てたのですが、あれがダメだった。補強に手をかけなかった分、大場に先行は出来ていたハズなので、結局どのぐらい損だったのかってのはハッキリ分からないんですが、しかしこういう部分があったというのは記憶に強烈に残る。やはり、気になる場所は、早めに手を入れておくのが精神的にも良さそうです。こーゆーパターンで負けること、結構あるんだよなぁ…。