陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

勉強。

今日は南森町の碁会所に、いつもの先生に囲碁を習ってきました。関係無い話ですが、ずっと「いつもの先生」と書いていたのですが、そのたびに「なんか上手い表し方、無いかなぁ…」と思っていて、よく考えたら囲碁の手ほどきを受けて、今でも教わっていて、影響も大きいわけですから、こういうのって所謂"師匠"って存在になるんじゃない?と、今さら気付きました。

で、今日教わったポイント。

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ヨセの手ですが、大体こんな形になった場合、1とハネられたら2と抑え、3とツイできた場合、条件反射の様に4とカタツギなりカケツギなりを打って守る…と、思考停止状態で打っていましたが、実際には4は手抜きした方が良い、と言われました。

まぁ言われてみれば、その通りで…。

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こうですよね。こういう、1線のハネからのヨセの場面で、常に2線でツグので、結構な損がある、との事で。そうなるに至った理由は、以下のような事で、結構痛い目を見てきた為に、思考停止状態ですぐにツグようになったわけなんですが…。

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9路とか13路とかで打っていた時の事ですが、これで痛い目を見たこと数えきれず。しかし今日の実戦の時のような、二線にハネて入ってこられても止められるかどうかをキチンと考えれば、手を抜いても大丈夫なハズですよね、確かに。

で、痛い目を見たことがあって、ツがないと怖い…と言うようなやりとりがあったんですが、「もう今なら少し考えれば分かるはずです」と。うん、考えたことが無かったよ…でも、確かに考えたら、わかります。

どうやら、今、私は伸びてきているそうで、先週、囲碁ステーションで打った時よりも強くなっている、と言われました。級位者の時はそんな感じで一週間でも目に見えるように成長するもんだそうです。「ご自分では自覚は無いでしょうが…」と言われたとおり、全く自覚が無く…と言うか、(こんな短期間でそんな変わるもんかね…)と、まるで他人事のような感じですが。

しかし、そう言われたからには頑張って伸ばせるところまで伸ばしたいものです。