陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

棋力。

今は自己紹介欄に「現在15級ぐらい」と書いていますが、実際の棋力って、よく分からないです。

と言うのも、関西棋院のサークルでは最初に12級から始まって現在8級なんですが、この級位が先生のさじ加減で「次回から8級ぐらいでやってみましょうか。」と決められたもので、先月末頃に8級と言う事になっています。が、この8級というのはサークル内での棋力のバロメータみたいなものと言うか。「あの人が10級って事になってて、あの人が5級って事になってるから、じゃあこの人は8級ぐらい」みたいな決め方なんですよね。だから、ここでの8級が他でも通用する8級なのか、分からないという。

で、囲碁ステーションでは棋力は点数制で級段位では表していないのですが、確か12級相当ぐらいです。これもまぁ囲碁ステーション内での棋力のバロメータみたいなもので。対局に勝つと+2点、負けると-1点で、10点溜まると昇級みたいな感じみたいです。が、手合割りは点数差で計る(10点差で1子、10点未満は切り捨てなので、例えば互いの持ち点が199対190の場合は互先)ので、あまり級位って意識しないというか。

ちなみに関西棋院でも持ち点制度ですが、勝っても負けても+-1点で、手合割りも点数差ですが、1点差でも置き石やコミが変化するので、もっと細かいです。互いの点数の差を手合割り表で見て合わせる感じで。

ネット碁なんかだと結構正確に出るみたいですが、時間やらの都合で手を付けず。

まぁ日本棋院とかで行われている級段位認定大会とかに出れば一応の目安は立てられるんでしょうけど、以前に「5級ぐらいまでは適当で、それより下の級は厳密に出す意味もあまり無い」と言うような事を聞いて、(あぁそういうものなのか)と、5級相当になるまでは適当でいいんかな、と。

なので、日本棋院曰く「19路で打てたら15級」だそうなので、キリの良い15級って事で良いんじゃ無いかと勝手に思っているんですが、困ってくるのは囲碁のイベントに出る時。絶対に「現在の棋力」という記入欄があります。囲碁を始めて以来、この欄にずっと悩むんですよね。強く書きすぎても弱く書きすぎても手合い違いになってしまう。だから最近は「12級ぐらい」と書くことが多い(先日まで12級と言われていたので)んですけど、どうも実際の棋力よりも低く記入するのが囲碁界では定例なのか?礼儀なのか?例えば3級ぐらいの人が8級で申請したり、8級ぐらいの人が12級とか書くことが多いみたいです。なので、実際に互先で打たせて貰うと、けっこーボコボコに負けたりしたことが、ちょくちょくあります。日本棋院の級段位認定大会でも、そんな感じみたいで。

じゃあボクの場合は、やっぱり15級相当なのかな?と。でも関西棋院でも日本棋院でも「ここでは結構辛めに級位を出してますよ」とか言われるので、余計に分からなくなるんですほねぇ。

囲碁は棋力を表す明確な基準が無いので、常に棋力は"自己申請"になるんですけど、これって何だかな-、と思ったりします。だからといってどうにかうまくする方法も思いつかないですけど、なんかもーちょっとうまくやる方法って無いんかなぁ、と。せめて認定大会なんかは、2回目以降は認定証を持ってきて、それより下の級位や段位では申請できないとか、なんかあっても良いんちゃうかなぁ、と。