陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

5/6 囲碁ステーション。

日曜日は日本棋院関西総本部の囲碁ステーションに行ってきました。少し遅れてしまったので、連碁イベントには参加できず、残念。でもまぁしょうがない。なんだか雰囲気が寂しいな、と思ったら、佃先生がお休みでした。珍しい。ご家族で旅行にでも行かれていたのかな。

対局の方は、互先で一局、上手の方と六子局で一局、打たせて頂きました。最初の一局は中押しで勝つことが出来、完勝と言っても良いような内容で、特に悪いところも無かったのでは無いかと思います。

次に上手の方と打たせて頂いた六子局では…そこまで大きく悪い部分も無かったと思います。大場を先行して取って、大きく模様をはれたのは、成功したと思います。ただ、スミや辺の細かいところで色々とミスをして、その辺りで結構な損をしてしまいました。そういえばこの辺りは前々からもちょくちょく間違える事が多いなぁ…と言う事を今さらながら自覚。ヨセでは先手で大きいところを取りつつも、間違えて後手にしてしまったり、また、相手の方も勘違いされて先手を取り返したり…と言う感じでしたが、多分大体はこちらが損をしたのかな、と思います。この辺りは上手の方との差が大分はっきり別れるところなのかな…打たれてみてから、「あぁそうか…」と気付くことが多かったです。

終わってみれば、私の五目勝ちと言う事で、かなりの接戦でした。置き石の分をキッチリ消化してしまったので、バランスの取れたハンデだったと言う事でしょうか。検討では、最初のうちは私の方から結構厳しく攻めていたので白は苦しかったそうですが、やはり上に書いたようなスミや辺の二線から三線あたりの細々としたところでミスを数回してしまい、それが白の勢力を増やすきっかけになったそうです。いわゆる「戸締まり」というのかな、それを結構しっかりと気をつけないとダメですね…。

また、大抵は中押しで勝ったり負けたり、終局しても大差で勝ったり負けたり、という事が多いのですが、この後ではしっかりヨセてダメまで詰めて、終局してから綺麗に整地をして、という感じで、「囲碁っぽい囲碁」という一局でしたね(笑)、と、互いにそんな事を言っていました。こういう碁は後味が凄く良いもので、勝っても負けても楽しかったな、と思えるのが、碁を打っていて楽しく感ずることの出来る瞬間のひとつだと思います。

ここのところ、いまいち良くない碁を打っていたことが多かったのですが、今日はそれなりに大きな失敗も無く、変に欲張ったりヤキモチを焼くことも無く、無難に自分の実力通りの碁が打てたと思います。毎回こうならいいんですけどねー。