陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

サークル。

先週、行ってみたら休みだったサークルに行ってきました。本当は今日は行く予定では無かったのですが、気持ちが空回りしてしまったので、むりやり仕事に都合を付けさせて貰いました。

今日は、先生と5子局。辺に石が無いのは初めてで、いよいよ隅をしっかり取る事、辺に展開する事も考えること、また、相手の地を狭くしつつ自分の地も広げること、を、考えなければならなくなってきた様です。結果としては、私の方が優勢と言う事でしたが、天元に石を置かせて頂いているのは、思っていた以上に大きいのだ、と思いました。また、先生の石に対してワリ打って行けるタイミングがあったにも関わらず、その後失敗するのでは無いかという恐れを抱いてしまい、最後までワリ打てなかった自分の不甲斐なさに不満を。

その後は初対面の方と対局を。同程度の棋力と言う事で、互先で打たせて頂きました。互先で打つことが滅多に無いせいで序盤の布石の展開もあやふやだったのですが、対局者の方が私の見たことの無い布石の展開で、どうしたものか悩みつつ…中盤までは、おそらく相手の方が、おそらく相当良かったと思います。なかば投げやりに「これでなんとかならなければ負け」という覚悟で、ほぼムリヤリに相手の石をキリ、コウに持って行ったのが良かったのが、コウの取り合いの途中で相手の方がアタリの見損じをしてくれたおかげで劣勢から互角に。その点で精神的に勢いが付いたのか、他の箇所でも同じような事があって、大石を取り、最終的には大差で勝たせて頂きました。

しかし、序盤の展開で大きな遅れを取っていたのは紛れもない事実で、また、相手の見損じがなければ確実に負けていた碁でした。納得が行ったかどうかと言われると納得できず、なんとなく味の悪い結果でした。布石、定石、やはり憶える必要があるのかな。