陽時計と日々記

三十路過ぎて囲碁を始めてみるおっさんのブログ。

1/14 天空囲碁大会。

参加してきました。初の大会参加と言う事で、申請棋力やら、どうしたら良いものかよく分からなかったのですが…周囲の方に相談したりして、8級で出る事に。出場クラスはFクラス(6級以下)です。

結果は、トーナメントは予想通り初戦敗退、交流戦を含んだ結果は2勝4敗と負け越しでした。まぁこれも予想通りでしょうか。2勝できただけでも御の字だったかな、と。

初戦に関しては…オール互先なので当然互先で、自分が白。で、コミを入れて5目半の負け。思っていたよりも接戦で、善戦したんじゃないのかな…。そんなに悪いところがあったわけでも無いと思うのですが…実戦不足がかなり影響した気はします。互先で白って、よく考えたら、持った事がほとんど無い…と言う事に、このとき気付き、布石がよく分からない…。と、序盤から中盤にかけて失敗した気がします。

交流戦は棋力差でのハンデ戦でしたが…前もって聞いていたとおり、棋力を低めに申請している方も多く。流石に自分と似たような棋力か、自分より強い人を相手に石を置かれると、ちょっと勝てるとは思えませんでした。まぁこれは自分が棋力を高めに申請しているという言い方も出来るので…どっちが正しいとかってわけでは無いかな。大会ってのは、そーゆーもんなんだと思いました。

2戦目ぐらいまでは、まぁ良かったんですが、3戦目以降は疲れが徐々に…長丁場で囲碁を打った経験が無いせいでしょうか。脳がしびれる感じがするというか…何を考えているのか、よく分からなくなってくる感じで。目もかすみがちになってきたりして、5~6戦目では、なんかずっと目をこすっていた気がします。長丁場の時はコンタクトはやめた方が良いかも…。4戦目ぐらいから明らかにヨミが浅くなってきて、碁が荒くなった気がします。で、優勢だった碁を一手のミスでひっくり返されて負けたり。6局目などは、もう読むのが面倒臭くなり、ほとんど感覚で打ってしまうと言う感じに。それでもおそらく拮抗した勝負だったとは思うのですが、セキに出来るはずだった場所を手順違いでセキにする事が出来ず、このままヨセても多分10目前後足りないと思ったので投了。相手の方からは、「そんなに差があるんですか?」と言われたので、相手の方もいまいち分かってなかったっぽい…。多分足りなかったと思うんですが。

反省点は、数点。

今回、交流戦でも互先で打つ、もしくは定先で打つ機会が多かったのですが…自分はやはり置碁に慣れすぎている。置かせて貰うか、置かれるか、が多いですからね。だから互先や定先だと、序盤で失敗しやすい気がします。自分の布石だけを考えるのでは無く、相手の意図を外す手も考えないと、ダメですね。

もうひとつは、白番での布石…というか、序盤の考え方自体、かな。先の話とも被りますが、私が白を持つ時というのは、相手に石を置かせる時、というのが、今までの当たり前の流れだったのですが、互先・定先で白を持つというのは、それとは全然違う。棋力が拮抗している人を相手にして白を持つ場合、どういう戦略でもって布石を敷き、序盤をどういう構想で打っていくのか…これを明確にしないとダメだな、と。特に今回、互先で白を持つ事が多かったので、痛感しました。

あとは、最近、散々言われている、ヨセ。最近は頑張って考えるようにはしていますが…今日も、「ここデカいから打ちたいなぁ…」と思ってたら、相手の方に先着されてしまった。やっぱり打てるタイミングでさっさと打たないとダメですね。そのタイミングがまだイマイチ分かってないから苦労してるわけですが…。理屈は分かっているつもりなんですが。大きいけど後手になるところ、ってのを打つタイミングがわからない、のかな。

後は疲れに対する対策ですかね…アタリが見えなくなったり、攻めてるのか守っているのか分からなくなったり…後半は疲れと闘っている感じでした。

どちらの反省点も、尽きるところは「実戦不足」でしょうか。こればっかりは…時間をかけて積み上げていくしか無さそうです。置碁慣れしてるせいで互先だと弱いってのはある程度予想できていたので、白番での布石と構想が全くわからない、と言う事がわかっただけでも収穫だったかな、と。今年はこの辺りを補強したいです。

しかし…8級で出場して負け越し、と言う事は、5級は遠いなぁ…。